【石川】旧のと鉄道能登線に残された廃列車!

令和4年11月5日

のと鉄道の廃車両といえば、藤波駅跡にあった、森の中のものが有名であったが、令和4年の5月に解体されてしまった。これだけ廃駅をそのままにしているのと鉄道でさえ撤去するのだから、相当に人が集まって危険な状態だったのだろう。
そして、あまり知られていないが、かつての能登線終着の蛸島(たこじま)駅から西に少し行った盛土区間に、もう一両が置かれていることはまだあまり知られていない。
森の中になるよりかは少し雰囲気が落ちるのはあるかも知れないが、これだけ蔦に絡まれた晴天下の廃列車も美しさとしてはかなりの高得点だ。
車体は錆が酷い。
こちらの列車はいつまで置かれているだろうか…

廃好きとしては、年月を経てさらに朽ち行く姿をこれからも長く見届けたいものだ。
角度を変えて。
すすき野原と。
元気に走っていたあの頃を、君は覚えていますか?
もう、忘れてしまっているかもしれない。哀愁。
ここまでに荒廃し、緑と共存する廃列車は国内見てもかなり珍しい。突然撤去されるかも知れないので、気になる方は思い立ったが吉日、早速週末にでも行ってみてはどうだろう。

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