令和3年9月24日
名寄本線と湧網(ゆうもう)線が通っていた中湧別駅。2つの路線が通り、しかも片方には「本線」と名のつく路線も走っていることから、開業当初、まさか廃駅になることとは思ってもいなかったであろう。現在、ホームには跨線橋及び客車が残されており、道の駅に併設する形で綺麗に管理されている。
客車は国鉄マークが入っており、民営化後に生まれた自分にとって、国鉄時代の車両が綺麗に残されているのを見ると新鮮な気分になる。こういう車両に乗って旅行してみたいなぁ。バリバリ国鉄時代の現役車両であるキハ40系車両とはまた違う鉄道旅情を味わえるに違いない。
ホームには止まった時計と駅名標が残る。青色の板に白で文字が書かれている駅名標はレトロな雰囲気がそのままだ。現役の駅でこんなのがあったら、なんだか旅しに来たぞ、って感じが半端ない。
良いなぁ、鉄道旅行したくなるなぁ。当時にタイムスリップしてみたい。