平成31年1月10日
奥多摩湖の小山内ダムを建設するために通された鉄道、東京都水道局小河内線。今は走ってはいないがかつての線路と隧道がほとんどそのままの形で残されているので散策をしに来た。奥多摩湖から東に歩いて滝のり沢バス停へ向かう。
バス停の近くにこのような看板があり、片側一車線の道から細く山側へ登る道が見つかるだろう。その坂道を上がっていく。
するとこんな隧道の入り口が姿を現すことだろう。
中はくらいがそれほど長くない。入口から見るとカーブしているおかげで先がほとんど見えず「めちゃくちゃ長そうじゃん!」とテンションが上がったが、上がりきる前に出口が見えてしまった。
壁には10mおきにペイントが。ただ、場所によって9mだったり32mだったり、鉄道に詳しくない自分にとってはなんのことだかさっぱり。
なんだか薄気味悪い感じだ。壁側には水が漏れ出している。
一つ目の隧道を抜けるとすぐ先にもう一つの隧道の入口が見える。この手前に、現役の道に復帰するための坂道が併設されている。昔、遊歩道の迂回路として一般開放されていた時期があったようだ。この先は物好きしか行かない場所にはなるが、物好きなのでどんどこ進む。
出口にはバリケードが。有刺鉄線、金網もろともに壊され、さらにその先へ進むことができた。足場がスケスケのガーター橋の上を歩ける自信があるなら止めやしない。
有刺鉄線。
壊された金網。