平成31年1月30日
千葉県の九十九里浜の最南端、釣ヶ崎海岸からほど近い洞庭湖。この近くにグーグルマップには道として認識はされていないが、隧道がありそうな気配をプンプン漂わせる道が地図に表記されていたので行くことにした。
ネット上にこの隧道について記しているページは皆無で、どの様な場所であるのか皆目見当がつかなかった。洞庭湖から北に伸びる道を数十m進むと、東に伸びる私道のような道を歩いていくと、途中に壊れた看板があった。しめた。廃隧道はこの先に絶対にある!
しかしなんだか人間が嫌いのようで、薮が行く手を阻んだ。私服で行くような場所ではないことは明らかだ。しかし、先ほどの私道のような道沿いには猛犬がいるようで、背後から吠える声がずっと聞こえる。もう後ろへ戻ることはできない。進むあるのみ!(夏だったら間違い無く断念しているだろう。この時期だからこれくらいで済んでいる)
進んでいくと、隧道の入口がぽっかりと姿を見せる。土とカビのような匂いがつんと鼻を刺す。好きではない匂いだ。トンネル崩壊の危険あり、とのことらしく、地震が来たら僕の人生はここで終わることになるだろう。どうか崩壊しませんように。
隧道の内部からの外の景色はとっても綺麗だった。神々しささえも感じる。
反対側の口に出る。あらら、こちらも人が通れるような隙間は殆ど無いですわね・・・。
でもポケGOさんはこの先も道はちゃんと続いていると言っている。
いや、これで?でもさっきの猛犬も嫌だし、ポケGOさんもこう言っていることだし仕方がない、行ってみよう。・・・痛い目を見ました。ずーっと薮でした。ここは道ではない!以上!!