【熊本】崩壊した休止中の球泉洞駅を散策

令和5年11月25日

球泉洞は、九州最大の鍾乳洞。大学で水俣市の地域についての調査をしたついでに立ち寄った思い出がある。球泉洞手前には球磨川が流れており、その川を跨いだ先に、肥薩線球泉洞駅がある。
令和2年に九州を襲った豪雨災害で、肥薩線沿線の町々は甚大な被害を被った。それは、建物だけでなく、道路や鉄路をも破壊し、以後、八代〜吉松駅間は休止区間となっている。
災害から3年が経っても、復旧までにはまだまだ時間が掛かりそうだ。というのも、元々線路の下を走っていた道路が壊滅的被害を受けたため、その復旧している間、線路だった場所を迂回道路にしているのだ。つまり、かつて肥薩線が走っていた場所は、線路が外され、道路になっているのだ。
ホームはこんな感じ。先の方にいると、線路部分が道路に切り替わる。元々の道路の復旧がされたら、また線路を敷く計画らしい。
便所は、壁が流されたのか、姿を露わにしいてた。
この、和やかな水面をしている球磨川は、あの日、人々の生活に猛威を振るった。一刻も早い復興を願い、球泉洞駅を後にした。
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