【京都】山中に眠る廃京都市バス!

令和5年9月18日

京都と滋賀の境の滋賀県側に、比叡平という大規模開発された宅地がある。昭和40年代に山を切り拓いて3000人もの人が住む街にしたのだという。市街地に行くには曲がりくねる山道を走らねばならないので多少大変であろうが、この地帯のさらに奥、府県境を跨いで京都側は謎の地帯が広がっている。住所は京都市左京区北白川中山町1丁目。京都市内とはいえ、京都市街に行くには一旦滋賀に出ないと行けない、山に囲まれた地帯である。
このゲートの奥に、かつての京都市バスの廃車が眠っているという。
3分ほど坂道を登ると…居た。
側面に落書きがされていて幻滅するが、いすゞ製の昭和36,7年の車体だそう。
下から見上げる。迫力がある。
内部。伽藍堂だ。
運転席。
写真左、奥にもバスが見える。そう。ここには2台の廃バスに出会える。
こちらが2台目。バスは詳しくないけど、さっきのと一緒の車種かな?
近寄ってみる。京都市バスを使っていたなら、このカラーリングにピンとくるのだろう。
錆びて鉄板は腐り落ちかけている。
何故市バスがこんな状態になるまで放置されているのか気になる。
こちらの車内は、座席が残されている。
運転席側が長座椅子だったようだ。
このバスが再び京都市内を走ることはもうない。「ワンマンカー」の文字に時代を感じる。添乗員さんがついているのが、昔は普通だった。
終わり。
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