【川崎】屋形船からの工場夜景!川崎の工場地帯を散歩!

平成29年5月13日、再訪:平成30年7月21日、再再訪:平成30年12月5日

「川崎って汚い、危ない」という声をよく耳にする。住みたくない町ランキングでも堂々の一位になることもあるくらいだ。「川崎市」で見ると、武蔵小杉や新百合ケ丘などは住みたい町ランキング上位に入っているのだが、海に近い地区、とりわけ川崎区の印象は最悪と見て過言ではない。駅から少し外れるとパチンコ、競輪競馬場、風俗街、異国人街、工場地帯と様々なディープな一面を見せてくれる川崎。しかし、散歩をする身にとってはこのディープさが堪らないものであり、普段の散歩に飽きてしまっている人にはとてもお勧めの地区だ。今回散歩したのは川崎臨海部。京浜工業地帯の要所だ。最近は工場夜景ツアーも実施されており、そちらへも今回参加した。

工場をよく見られるポイントは限られている。一般人立入禁止の場所が多いためだ。いろんな人工島があるので色々行ってみると面白いと思う。川崎の工場夜景についてまとめている個人サイトは他にあるのでそちらを参照されたし。

パイプが複雑に入り組んでいる姿はすごくそそられる。何がどうなっているかわからないほどに複雑な構造は見る者を魅了する。黒煙がもくもくと上がり、辺りの視界が悪いことは全くない。粉塵規制等を徹底し、今ではすっかり綺麗な空が広がっている。「川崎は汚い」はもうとっくの昔の話になっている。水俣のように、今はない、過去の事実に苦しんでいる場所はあるのだ。川崎公害もかなりの死者が出た。日本「五」大公害にするなら、川崎の公害も教科書に載っていたかもしれない。それぐらいの公害だった。その負のイメージを払拭すべく川崎市もイメージアップに取り組んでいる。ラゾーナで川崎のイメージはがらっと変わった。若者の間では「危ない。でも楽しい町」に少しイメージがアップしているようだ。

日が暮れた頃、入江崎にある運河から屋形船に乗り込み工場夜景を楽しむ。

こんな風にゆっくりと。船の天井にも上がれる。肝心の工場の写真は・・・カメラの性能がよくないのと、揺れが激しいのとで全然撮れなかった・・・残念・・・。


〜ここから再訪〜

ミラーレス一眼機を購入したことだし、リベンジマッチといこう。今回は一人旅研究会第2回散歩会の開催で、初対面の方とも散歩をした。この場を借りてきてくださった方々にはお礼を申し上げたい。

結論から言うと、大成功だった。船の上からなので、手持ちで撮影するとかなりぶれるため、シャッタースピードをかなり短くする分、iso感度をあげてノイズはひどくなり、f値を上げて光を煌びやかにさせるなどの遊びはできなくなるが、それでも上等な写真となった。今度は三脚を持って陸上からゆっくりと撮影をしたいと感じさせてくれた船旅だった。

色がいい。工場はなんだか知らないが色んな光を放っているので絵になる。

遊んでみる。

複雑な絡み合いが堪らない。

何がどうしてこんなに複雑な形をしているかは分からないけれど、コイツらは間違いなく日本を支えている。

凄い。(語彙力)

これは在りし日の軍艦島だよ、と言ったら半分くらいの人は騙せそうだ。

私は圧倒的語彙力の持ち主なので、ここまで写真を一気にご覧頂いた。どうだろうか、工場の魅力を感じていただけたであろうか。

本物の亀の剥製だそうだ。自由に持ち帰っていいみたいだ。飾ってからある程度たっているが、未だ貰ってくれる人はいないらしい。・・・そりゃそうか。



〜ここから再再訪〜

家の車が新車になり、しばらくは自家用車の運転自粛期間ということでママチャリで工場夜景を撮りに行った。4ヶ月半ぶりのことである。ママチャリと一緒に行った記念に浮島町駅前で撮影。

ここは千鳥橋付近の踏切。夜に煌々と光る工場と線路の組合せが美しい。

市営埠頭バス停の工場。手前のスポーツカーとの相性がいい。

千鳥橋からの眺め。大型車の通行の度に波子が揺れて写真がぶれてしまうので、車の通行がピタリと止んだタイミングを見計らって撮影。

浮島の南東部。

背景の明かりを生かしてかっこいい自撮りに挑戦してみた。

浮島公園。飛行機がバンバン着陸・離陸している姿を見られる。自分の腕とカメラの性能の限界を感じる被写体だ・・・。

川崎とはいえ川を一本渡った先はは羽田空港なので、浮島からも飛行機はかなり大きく見える。

アクアラインへつながる道。

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