なんでそんな場所に電柱があるの?と突っ込んでしまうような電柱を集めてみた。
①東京都杉並区成田東
記念すべき第一弾は、都内の住宅街にある電柱。
元々細い路地が交差している箇所だったが、道路が拡幅されたものの、電柱が元の位置に残り続けてしまっているため、へんてこな感じになってしまっている。
近年、災害時の車両通行路の確保や防火等の観点から、建築基準法により、建物を新たに建てる時は、4m以上の幅の道に接面する必要が出てきた。古くから区画が変わっていない街では、幅員4m以上の道が整備されていないこともあり、家を建て直すにも、身の前の道路の幅が足りずに建て替えできない状況になる。そこで、道路の拡幅を行って、建て替えを可能にする必要が生じる。道路の拡幅にあたっては、道路に生えている柱等邪魔になるので、基本的には拡幅と同時期に移転されるのだが、なんらかの理由で、拡幅前の道路の外側に生えていたまま取り残されていることがある。今回の電柱はその例であるし、大抵の邪魔な電柱は、このパターンだ。建物がセットバックした分、道路の端部と電柱の間に隙間が生じ、まるで電柱が行く人々の邪魔をしているようにみえるのだ。
ここからの角度なんて、もう、邪魔すぎて笑ってしまうほどだ。これは、全国の邪魔な電柱を探すための、大きなきっかけとなった。
②東京都台東区浅草橋
浅草橋駅と秋葉原駅のほぼ中間地点に生えている電柱。右側の建物が令和3年に建て替えられるも、電柱が移動せず、そのままになって邪魔になっている例だ。
道幅的には問題ないものの、この通り自体は一方通行ではないため、電柱によって対向車の行き違いが大変困難になっている。
邪魔すぎて草生える。なんなら、道路真ん中に向けて傾いて立っているのも、なんとしてでも邪魔したいオーラが感じられて尚好き。
律儀に停止線の幅内で一時停止していたら、停止線と電柱までの距離が短すぎて、一旦後退してからハンドルを切らねば曲がることは出来ない。
尚、当該箇所については以下のネットニュースにて取り上げていただいた。
停止線の真ん前に電柱!? 思いもよらぬT字路の光景に驚き なぜこんなところに…電力会社に理由を聞いた|まいどなニュース (maidonanews.jp)
散歩中に発見された「邪魔すぎる電柱」 一時停止を物理的に強制してくる | LIMO | くらしとお金の経済メディア
③東京都渋谷区神宮前6-16(令和5年11月4日)