【兵庫】緑に眠る引退ポスト！

西日本（散歩編）

令和5年9月15日

兵庫県の播州清水寺は、入山料が一人500円かかるものの、緑に囲まれた落ち着いた空間を散策することができ、観光ツアーの訪問地にも取り入れられるような場所である。
お経を唱える声が聞こえてきた。
緑が美しい。春には桜、秋には紅葉が大変綺麗らしく、多くの人が訪れる地であるという。
その中で、晩夏であるにも関わらずここにきた理由は、旧式ポストを見るためだ。
このお寺用のポストとして昭和30年ごろまで現役で使われていたものの、いつの日か廃れ倒れてしまっていたところ、平成10年頃に現在の場所に移して置かれているという。かつては郵便屋さんが、このポストに入った郵便を受け取りに行くために、片道45分登山していたしい。今は車が通れる道が整備されているが。ひぇ〜っ。
こちらが、引退ポスト。
紅葉との組合せが人気らしい。
でも、深緑との組合せもまた綺麗だ。
もう誰にも郵便を届ける役を果たすことは無くなったが、最近は、自分のようにこのポストを見るために、来る人も多いという。
ポストだけでなく、お寺全体も美しいので散歩が捗る。
石段。
日本の景色と深い緑が、日本人たる自分の心に刺さる光景が魅力なお寺だ。
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