平成30年8月19日
富山県の高岡から城端(じょうはな)を走る城端線の末端から2駅のところにある福光駅。車で日本一周中に九頭竜へ向かう際に偶然通った街である。もともと寄る予定はなかったのだが、運転しながら見える街の風景があまりにもどストライクであったため駐車して散策した。
昭和30〜40年代に建てられた小さめの雑居ビルが建ち並んで、一つの巨大な建物に見える。
建物の高さ自体は10mほどしかない。しかしこれだけ多く並んでいると、やはりダイナミックに映り、夕暮れに差し掛かった日差しはその臨場感をさらに高めてくれる。
個人的には渋谷のセンター街なんかよりも圧倒的に魅力に見える。渋谷の人の多さには驚かされるが、結局は人が多いから店舗数が多いだけであって、魅力的に思えるか否かには全く関係ない。
堪らない。非常にいい。この大通りから側道に入ると川沿いに旅館が建ち並んでいたり、細い裏路地が入り乱れていたりと、散策するには面白い場所でもある。