【北海道】海の見える木造の廃校、日出小学校跡!

令和4年5月5日

北海道福島町にある小学校跡を訪問する。ついさっき、岩部小中学校跡を訪れていた。
申し分ないほどの快晴で、廃校探索にはもってこいの天気だ。
小学校は崖の上に立っており、海側の道から急な九十九折の坂を上っていく。
雪解け水の影響なのか、道が若干沼地化しており、進むのに苦労した。
ガードレールはもはや機能していなかった。
そして上った先にあるのはこちら。まず真っ先に目に入るのは体育館。
続いて校舎棟。 だいぶ歪んでおり、寿命はもうそれほど残されていないことがわかる。
内部を見てみよう。
昇降口。
そして廊下。 天井の板が崩れ落ち、屋根が丸裸になっているので、天井がとても高く感じられる。
教室は3つほどしかないとても小さな校舎だ。
教室跡。 なんで机と椅子がいっこしか残されていないのか、甚だ疑問だ。
なんだかノスタルジック。
体育館へと歩みを進めよう。
体育館前の扉の前から廊下を振り向く。
体育館。比較的綺麗なようにも見える。またこの校舎全体を通して言えるが、人為的に破壊されたと言う形跡は無い。
しかし床の一部はこのように崩落している。落差から判断するに、ここで床を踏み抜いて奈落の底に落ちてしまうと抜け出すのはやや困難であろう。
柄が折れたバドミントンのラケット。
バドミントンの羽。
とても静かな空間だった。いつかあの空間も崩れ落ち、無に帰す。そうなる前にこの目で存在を確認できたのは嬉しかった。帰り道に見た気持ち良すぎる景色に郷愁を感じざるを得なかった。
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