平成30年8月10日、再訪:令和5年6月16日
日本最北端の駅、花咲線東根室駅。最東端ではあるが終着駅ではない。もう一つ隣の根室駅があるのだが、東根室駅から最後西に線路が曲がって根室駅に到着する形になるため、ここが最東端なのである。最東端を示すオブジェがあった。最北端の稚内や最西端の佐世保駅は街中にあるため観光客もそれなりにいて、鹿児島県にある最南端の西大山駅も街はないものの観光地化されていて賑やかな雰囲気であるが、ここ東根室駅だけは辺りは団地が建ち並ぶだけで観光地化もされず閑散としてしまっている。
ホーム。
最東端というなかなか素晴らしい条件が揃っている駅にも関わらず、これだけ寂しい雰囲気を放っているのだが、ちゃんと駅ノートだけは設置されている。・・・と言っても雨風をしのげる待合室はないため、階段の下に隠れるように置かれているだけなのだが。書いたらちゃんとケースの蓋を閉めてあげましょう。
~ここから再訪~
五年ぶりに今度は道民となって東根室駅へとやって来た。
前回はレンタカーのレヴォーグやってきていたが、今回は愛車のランエボと一緒にやってきた。
時間は夕暮れ時であり、根室側から差し込む日の光が木製のホームの板に反射していた。
階段の下にあった駅ノートは残念ながら取り払われていた。
ホームから線路側を見ると根室の市街地が見える。
反対側はこんな感じで団地が並んでいる。
駅前道路。
日本最東端の駅前道路は、なんだか北海道らしい感じの建物とへつながっている。
駅の対岸へは、ホーム下に伸びる通路を使っていくことができる。郷愁感じる、なんとも雰囲気のいい通路であった。