令和3年2月5日(65000円)
純正のウィングでもかっこいいのだが、なんとなくもっと大きな羽をつけたいと思っていた。国産のれっきとしたウィングだと200,000円位するのでさすがに手が出ず、ヤフオクで模倣品を60,000円弱で購入した。そちらは今回取り付けていく。
まずは純正ウィングを取り外そう。片側3カ所ずつ、計六箇所のボルトを外せばよろしい。指でさしている上側は ゴム栓になっており、こちらをくるくる回しながら外すとナットが見えてくる。
ナットは少々深いところにあるためディープソケットを使ってナットを外す。
トランクとウィング本体は両面テープで接着されているため、竹ひご等を用いてぐりぐりすればそれほど難しくなくイングを取り外すことができる。
はじめてのウイングレス仕様。
外した跡には19年の汚れが蓄積されていたため、簡単に水洗いした後コンパウンドで磨いて傷を目立たなくした。これは磨く前の写真である。
取り外しに伴って出てきたボルトの部品達。
さて今回取り付けるGTウィングの組み立てに移ろう。国際便で送られてきたリングは組み立てがなされていなかったが、 あらかじめ黒色で塗装してくれていたため、助かった。しかし付属されているネジがどうしても合わないものもあったため、そこは自己調達をした。ちなみにこの写真に写っているねじ達は付属品のものでそのまま使えた。普通は付属品のもので全てが事足りるようにできているのだろうが…。まぁ中国クオリティーながらも、正規品よりも100,000円以上安いのでそこはぐっと気持ちを抑えよう。
裏側。ステーはこの時は付属されていたものを使っていたが、一応ランエボ用とはうたっていながらも箱にインプレッサと書いていた時点で察してはしていたが、やはり純正ウィングのボルトの位置とは違っていた。トランクにドリルで穴を開けると言う手法も考えてはいたが、できるだけ車に傷つけたくはないと考えていたため、ウィング側を加工して純正のトランクのボルト穴を用いて設置できるようにしようと試みる。
まずはブラケットの加工から始めよう。
純正トランクに開いている穴は外側2つずつしかない。つまりこのブラケットにある4つの穴全てにボルトを上から通してしまうと、トランクに穴を開けなければならなくなるため、内2つは下側からボルトを刺す必要があった。 しかしそのまま下から通しただけではボルトの頭部分が出てしまうため、トランクに傷をつけてしまうことになる。
そのため、写真のように超低頭ボルトを購入した上、ブラケットの底面を少し削ることによってボルトの頭がブラケットの表面よりも出ないようにした。まだこの時点では仮合わせもしていないため、今後さらに調整、加工する必要が出てきた。
接合部の下ごしらえが終わったところで、塗装に入っていこう。リアバンパー等の塗装はしたことがあったため、そこまで躊躇なく塗装はできそうだ。
...とその前に、ちょっとやってみたかった。これが!男の!机だぁぁっ!!!
パーツクリーナーで出しした後、ミッチャクロンを吹きかけて塗料のノリを良くし、黒色で塗装する。下地が幸黒であったため、3度ほど重ね塗りをした段階でクリア塗装に入れた。 在庫で残っていたクリアーも全て用いて丁寧に塗装し完成。
塗装が終わった段階。
この段階ではまだまだ濁りがあるため
家に家増していく。3000番、7500番、9000番の順に根気よく磨き続ける。
そしてご覧のような鏡面仕上げに。いい感じだ。
ちなみに狭い廊下は、ウィング2つによってさらに狭くなってしまっている。
付属品のステーは結局純正のようには使えないため、市販品のL字ステーを用いた。少し曲げる必要があったため、多少の強度は捨てて少々薄めのものを用いた。しかしこんな単純な形のせいでも、入試までにはなかなかに長い時間を要した。ネット上では見つからず、結局何店か周辺のホームセンターをめぐってコメリにてようやくそれを見つけた。
ブラケットには新しい穴をあけ、 何度も車と作業場の往復をしながらL字ステーを加工し、ようやく純正ウィングの穴と同じ箇所にステーの穴を移動させることができた。なのでいよいよ本設置に入ろう。ボルトだけでの設置でも良いのだがクッション代わりにもなるため、超強力両面テープを用いることにする。
まだボルトは閉めていないが、ちゃんと安定してトランクがいいのかっていることが確認できる。もうこの時点でテンションは爆上がりだ。
本来は誰かにウィングを持ってもらいながら、複数人で作業するのが車に傷を付けない最善の手であるが、こんな地味なことに付き合わせるのも申し訳ないので1人で作業する。養生テープで簡単に仮止めをした後、
トランクを全開にした時に 車体へ接触しないことを確認し(もちろん車検に適合するような位置に設置をし)、
ラケット部分にドリルで穴を開けて、ボルトで閉めた。計4カ所閉めた。
純正ウィング用のボルトが余ったため、このように袋に何のパーツか忘れないようにして保管することにした。
ちゃんと設置できているか確認するため近場を走った。結果は取れる事はなく80キロを快適に運転することができた。途中急加速をしてみたり急ブレーキをしてみたりやや負荷をかけてみたがそれでも外れる気配はなかった。しかし縦揺れには強いが横揺れはどうしても起きてしまうため、ワイヤーを張って横揺れの軽減をさせる必要があるみたいだ。かっこいいなぁ(*´꒳`*)