令和3年8月15日
本州と北海道が最も近づいている場所は距離にして18kmだという。晴れれば本州を見ることができる恵山(えさん)では、強酸性かつ鄙び湯の雰囲気な恵山温泉旅館がおすすめだ。写真は道路を渡る鹿。すぐ目の前が海だというのに鹿はどこにでも現れる。
入口。
脱衣場。
そしてお待ちかね浴槽。1秒に1L以上は出ているであろう超豊富な湯量。phは2.1と、超が付く強炭酸。石鹸は中和されて泡立たず、目に入れば痺れるほどの痛みが走る。
味は苦味先行。酸性だからと酸っぱいわけではない。
常にざぶざぶと捨てられる湯が贅沢すぎる。100パーセント掛け流しなのでお湯の鮮度は抜群だ。1時間もしないうちに浴槽のお湯は余裕で全て入れ替わっているだろう。注がれるお湯の勢いが凄すぎて、一回湯面でバウンドしているくらいだ。三百円で入れる。超贅沢。北海道最南端の良き鄙び湯だ。本州最北端の鄙び湯とも言えるした風呂温泉は距離的には目と鼻の距離だ。この一帯は鄙び湯に恵まれている。