【ランエボ7GT-A整備記録】ATF全交換

令和2年6月20日(57000円)

オートマオイル(ATF)は通常、新車から廃車まで一度も変えなくても良いものである。しかし、10万キロ以上走るのであればATFを変えることは有用で、変速時の衝撃を抑えたり、ミッションの破壊を防いだりしてくれる。1〜2万キロごとに定期的にオイルを交換しているのであれば、ガソリンスタンドや個人でも交換可能であるが、走行距離85000kmで無交換ともなると、全交換は危険を伴うため断られてしまう。長年の走行でオイル内には様々な異物を含んでおり、全交換によってへばりくっついていた異物が剥がれ、駆動系を破壊する恐れがあるためだ。そのため、異物を取り除きながらの交換が必要である。循環型ATFコンバータなるものが世にはあるらしく、それを使えば自分の車もATF全交換ができるというのだ。自分の車は、特定の条件下(2速で10km/h未満で一気にアクセルオフした時)に稀にエンストしてしまうこと以外はいたって快調で(エンスト自体はかなりの問題なので、対策はいくつも施しているが解決しておらず・・・)、ATF交換による即時的な効果は期待しておらず、実際に変わった実感はないのだが、確実に車の寿命を延ばすことができるし、一度交換すればまた定期的に個人でも交換できる。今回は宇都宮の車屋へ行き、「トルコン太郎」という循環しながらのオイル交換と内部清掃を依頼した。オイルパンも変えて欲しいと依頼していたが、どうやらエボの構造上、オイルパン交換は他の部分を取ったり外したりで工賃が大変なことになるし、そもそも鉄粉等の異物が混ざりづらい仕組みになっているというのだ。さて、まずはオイルを全部外へ出す。ご覧の通り真っ黒になっている。

ボルトにはこれだけの鉄粉が。綺麗に拭いてもらった。

そして23Lのオイルを使いながら循環開始。手前が車内のオイル。

循環後。色が澄んでいるのが分かる。オイルパン等交換で8万円程度かかることを覚悟していたが、結局はオイル交換のみになったため、57000円で済んだ。コロナウイルスによる10万円の給付金から出したが、まだ4万円以上残っているので、エンスト対策に回すことにしよう。

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