令和2年2月2日(3000円)
アイドリング不調になるのは、Dレンジ、Rレンジに入っている時で、暖気が終わった後だ。なおかつ信号待ちをしている時で、少しでもアクセルを開けていればエンジン回転数に違和感を思えることはない。そしてエンストするときは、急な坂でDレンジに入れてアクセルを踏んで下がってしまうとき、Rレンジに入れてアクセルを踏んでも前に進んでしまうとき、というトルク不足の場面だ。急坂で一気にアクセルオフにした時も異常に回転数が落ちることがあり、急激な速度低下に夜変速が間に合っていないと感じる場面もある。MT車であればこういう場合、クラッチを切る場面なのだろうが、ATでいちいちNに入れるのも変だし、とにかく何かが変である。DやRレンジで症状が出るということは、ATFの劣化であろうか。しかし、一度もATFを交換していない場合、ただオイルを交換すれば良いというわけではなく、蓄積した汚れを取り除きながらの交換となるため、専用の機械が必要で、それは7、8万かかるという。まだその手法に出る段階ではないため、他の安い手法であることを祈り、吸気系に手を出した。まずはエアクリの交換だ。交換前のものは取り忘れたが、あまり汚れてはいなかった。でもせっかくなので交換をした。用いたのは「HKS SUPER AIR FILTER」。
もちろんこれだけで直るとは考えていなかった(エアクリがよほど汚れていたら話は別だが)ので、次にエアフロセンサを清掃することにした。文字通り、空気の流量を測る感知器だ。こちらのセンサーがうまく作動しないことで、空気の流入量が安定せず、アイドリング不調になっているのではないかと考え、清掃に踏み切った。
まずは空気の流入口をクリップ2つを外して取り出す。
次にエアクリのボックスを取り出す(いつかはキノコ型のエアクリにしたいなぁ。パシュルルル!ってかっこいい音を鳴らしてみたい)。
下側にセンサーのカプラがあるためそちらを外す。
そして、ぶっといホースとエアクリの接続部を固定しているボルトを緩めてボックスを取り外す。 道具がなかったため、奥まったところにあるこのボルトを緩めるのには相当苦労した。
箱とホースは固着していて、力任せに引っこ抜く。
すると、ボックス側にセンサーが姿を現す。
繊細なパーツであるため、パーツクリーナーではなく、センサー専用の「呉 エアフロクリーン」を使う、サーっと吹きかけて、触れるところは拭きあげて、綺麗にした。これで完成。