平成28年9月12日、再訪:平成29年12月28日、再再訪:令和5年8月12日
栃木県にある温泉観光地、鬼怒川温泉である。立派なホテルが建ち並ぶが、この写真に写っている建物は実は廃墟なのだ・・・
大雨によって増水した鬼怒川と現役ホテル。昨年の鬼怒川大豪雨では現役ホテルの風呂部分が崩落し、大ニュースになった。
ここは現役のホテルである。ほかにもあさやホテルが有名。
街中を歩いてみると、なぜか缶のゴミが大量に詰まっている家があった。すでに住民は居ないようであった。
鬼怒川のホテル群全景。下の画像の左半分は全て廃墟である。その昔は大型宴会場は人で溢れかえっていたのだが、ニーズの変化に対応仕切れず、時代から取り残されてしまっている。廃ホテル群は今後どうなっていくのか。軍艦島を思わせる程の「絶景」の今後に注目されたい。
〜ここから再訪〜
今回は雪の降る鬼怒川温泉を散策。廃ホテル群は、天候によって様々な姿を見せてくれる。
とんかつ屋さん。木々の隙間から、看板が少しだけ顔をのぞかせる。
ロープウェイに乗ってお猿さんを見る。冬のキンとした寒さの中、凛とした瞳が遠くを見る。
何度見ても飽きることのない、鬼怒川沿いに建ち並ぶ廃ホテル群。
南に下ったところには、龍王峡という、滝のある遊歩道がある。
~ここから再再訪~
HP上では6年ぶりの再訪となるが、令和元年から3年まで栃木県民だったこともあり、実は何度か鬼怒川温泉には来ていた。今回は、カメラを変えての廃旅館群の経過観察ということで写真を上げておく。
特段変わった印象はないものの、相変わらずの迫力に圧倒される。もっと近くに寄ってみたいけど、アサヤホテルに泊まれば、川沿いの部屋から見えるのかしら?こちら側からだと、展望風呂が見えないので…。それとも許可得てドローンで空撮するか・・・?そっちの方が金銭的には余裕そうだ…。
太陽が出てきたので、陽が当たって明るい雰囲気の廃墟群も。手前の建物はまだまだ使えそうだけど…。
写真上、初訪問の7年前から変わらないようにも見受けられるが、劣化は確実に進んでいる。行政も手が出せない状況下で、いつまでこのような姿をさらし続けるのだろうか。
個人的にはいつまでも残り続けてほしいけどね。あぁ、河原に降りて撮影してみたいぜ・・・。