平成29年9月19日
かつて帯広駅から南に伸びていた広尾線。愛国駅と並んで未だにたくさんの人々に愛されている駅である。
車両が二つ置かれており、一つの方は中がきれいにされおり、何かのイベントにも使えそうな感じだ。壁側には、ウエディングドレスに身を包んだ女性とその旦那さんであろう二人組の写真がずらりと飾られていた。ここで式をあげるのか?!と調べてみると「幸福駅ハッピーセレモにー」と銘打ち、ウェディング体験をしながら素敵な思い出づくりができる場を提供しているみたいだ。楽しそう。
駅標。
こちらがもう一つの車両。昭和39年製であるから、今北海道を元気よく走っているキハ40系よりも10歳ちょっと先輩だ。昭和39年製の電車というと103系が未だに大阪圏を走っているから、この車両が今走っていても不思議ではない。
少し劣化は進んでいる。
気張りの床。それ以外は、キハ40系と違うところは見当たらない(鉄道に興味のある人はもっと違いに気付くのであろうが、あいにく自分はただの「利用者」でしかないからこのくらいしか分からない・・・)
お手洗い。陶器なのは驚いた。今走っている列車のお手洗いはどれもステンレス製であるからだ。しかしお手洗いを自由解放にして「用足し厳禁」の紙が貼られていないのであれば、本当にここで用を足してしまう人が出てくるのではないか・・・?あるいは用を足してもいいのか・・・?
運転席にも座ることができる。「出発進行!』気分は運転手だ。
待合室にはおびただしいほどの切符型用紙が・・・。
外側。
駅前の建物。後ろのどす黒い雲との対比が素晴らしい。このお店は閉まっているが、付近に経営中のお店が何店舗かあった。駅前というよりも一つの観光地として成り立っているようだ。