【北海道】旭川の激渋商店街、八條市場を散策!

令和4年8月12日

旭川市の市街地に、開業から100年近く経つ市場がある。昭和4年に建てられた八條市場だ。旭川市は北海道第二の都市で、他の道内の街と変わらず、○条◯丁目と言った風に町が区画されており、この市場は名前の通り8条にある。
キィーっと音を立てながら扉を開けると、薄暗く細長い空間が広がる。いつかの火災で市場の大きさは半分になっている。
屋外の通りに面した店舗は営業しているが、屋内の店舗は全て閉業しているようだ。
通り側の入口。鍵はなく、足元は空いているため、暴風雪の時どうしているのか気になる。
店舗は住宅も兼ねているようで、2階の住宅の窓は屋内の廊下に面している。
この空間、好きすぎる…。映画のセットでは出せない「年季」がジリジリ伝わってくる。
残留物は少なく、市場だった頃の面影を感じられるポイントは少ないが、大きなフルヤのキャラメル看板は見ものだ。
調べると古谷製菓は札幌に現存する製菓メーカーのようだ。
牛乳瓶入れ。いつのか分からないが、葉書が投函されていた。
蚊取り線香。
反対側の入口。壁は崩れ、中が丸見えになっている。
裏手側から。
旭川市内の同時期に建てられた市場は解体されているところもある。ここもいつまで残っているかは分からない。次行った時はもしかしたら更地になっているかもしれない…。こんなにかっこいい空間、いつまでも残れば良いのだけれども…。
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