平成29年2月11日
久大本線と日田彦山線の通るターミナル駅でもあるにも関わらず、ひっそりとした雰囲気の良い駅を訪ねた。
駅舎。中には駅ノートがある。
駅前通り。
ホームで電車を待っていたのだが、どうやら電車が雪の影響で遅れているらしい。アナウンスがあった。目的の15時54分発の豊前川崎駅方面の電車は3番線につくことだけは把握していた。次に3番線に来る電車に乗ればいいのだろうと軽く考えていた。遅れること10分。3番線に電車が到着したので何も考えずにその電車に乗った。二駅目のアナウンスで、「次は終点日田」との放送。自分の行き先とは違う方向の電車に乗っていると悟りいきなり焦った。15時54分のだいぶ前からホームで電車を待っていたので、目的の電車を見逃すはずがなかった。なのに自分は今違う電車に乗っている・・・訳が分からなかった。どうしようもなく、日田で降りた。この後に降りる駅を一つ削らなければならない。そう落胆していた。時すでに16時20分。もう終わりだ、と思った。しかし何かがおかしい。日田駅では2番線で降りた。時間的には大分行きの電車が出発している頃である。しかしさほど乗ってきた電車の行き先は小倉、に変わっていた。日田15時41分発の電車(夜明駅を15時54分に発車する、もともと乗りたかった電車)は40分も遅れていたのだ。つまり、夜明駅で、日田駅で折返す前の電車が、折返し後の電車定刻よりもさらに10分遅れていたのである。夜明駅は勿論無人駅。電光掲示板もなかった。流石にこんな状況には怯むことしか出来なかった。