平成30年8月31日、再訪:令和6年8月23日

屋島に来た 当初の目的は屋島ケーブルの駅跡を見ることだったのだが、その手前に大きな廃旅館があり、周辺一帯が俳協の巣窟であることを知り、だいぶ時間を食ったが、ようやく駅までたどり着くことができた。といっても、駅は固く侵入を禁じられていたため駅の写真はほとんど撮れなかったが、手前にある商店跡が平成最後の8月の最終日、学生最後の8月最終日にぴったりなノスタルジー溢れる空間出会ったため、長時間その雰囲気を存分に味わった。

猫。餌やりに来たおじさんがいたため、完全に放棄された土地ではなさそう。

平成16年までケーブルが動いていたことから、この自販機もその頃まで動いていたものだと思うが、もっと古そうに見えるのは気のせいか・・・?

閉ざされた待合室

商店。看板が残る。ケーブルカーということはこの付近は観光客で賑わっていたことだろう。現に、少し歩いたところには四国八十八箇所巡りのひとつである屋島寺があるし、付近の駐車場にはたくさんの自動車が停まっていた。ここもそこから歩いて7、8分しか歩かないのだが、観光客は皆無で忘れ去られた場所になっている。

う〜ん、これが14年前のデザインではないだろうから、この自販機はケーブル廃止よりもずっと前からじっとしているのだろう。

駅。



学生最後の8月最終日にぴったりな青空。

駅と商店。あぁ^〜



来年の四月からは社会人として、荒波に半世紀揉まれることになる。半世紀後の自分が、平成30年8月31日の今日のことを思い出してどう感じるのだろうか。ワクワクもするし、途方もない未来のように思えて恐怖も感じる。50年後の2068年、72になった自分がいる筈だ。50年後から見た50年前はきっと色鮮やかに、まるで昨日のように思い出されることだろう。
それまで死なないように、精一杯生きていこう。そう誓った。
~ここから再訪~









