散歩(街、廃墟、温泉等)編
北海道(散歩編)
東日本(散歩編)
西日本(散歩編)
秘境駅・廃駅編
北海道(駅編)
東日本(駅編)
西日本(駅編)
ジオラマ編
愛車・撮影機材・装備編
愛車写真集
愛車整備・装飾記録
落書き編
自己紹介&活動日記
お仕事実績・作例
過去の遠征旅程表
CLOSE
CLOSE
令和6年8月27日、初商業誌「一人旅研究会 ノスタルジック写真集」がマール社から刊行されました!
HOME
散歩(街、廃墟、温泉等)編
西日本(散歩編)
北陸・東海(散歩編)
【静岡】山奥の廃村、八草集落跡を散策!
【静岡】山奥の廃村、八草集落跡を散策!
北陸・東海(散歩編)
北陸・東海(散歩編)
令和6年7月8日
ここが、政令指定都市である静岡市、と聞いてもイマイチピンとこないが、葵区の山間部、八草(やくさ)に、かつて人が住んでいた集落跡が存在する。
倒木や路肩の崩落で、車で末端まで行くことは不可能。近くの窪みに車を止めて、そこから歩く。
昭和44年に、吸収合併により静岡市になったが、かつては大川村に属していた。
崩落した先にもガードレールがあり、ここが道路であったことが分かる。
登山ルートにもなっているらしい。
そこから登っていくと、2軒建物が残っている。
一軒はこのような風貌で、相当に劣化している。完全倒壊まで、15年は切っているだろう。
台所跡。
洗濯機。二層式が出てくる前の、手回しで脱水するタイプの、かなり古い物だ。
こちらは居間。
残留物はほとんどないものの、当時高価であっただろうテレビだけが残されていた。離村する際には、旧型になっていて、移り住む先で新しいものを購入した、という事であろうか。
こちらは、ナショナル製のテレビ嵯峨、と思われる。昭和40年に発売されたものだ。当時のテレビの耐久性は今よりも低かったであろうから、持って10年。となると、このお宅の離村は昭和50年頃だろうか。無人となって半世紀だとすれば、家屋の劣化具合にも納得がいく。
縁側には、外された窓が立てかけられていた。
もう一軒廃屋があるが、こちらはまだ綺麗だ。
石垣だけになった場所もあり、かつてはこの辺りにも何軒も家屋が並んでいたのだろう。
付近には、山肌を切り拓いて人の生活が見てとれた。かなりの急勾配であるが、日当たりが良く、作物を育てるのには格好の場所なのだろう。車が一般に使用されることとなって、この地域の人々の生活に相当の時短が寄与されたであろうことは想像に容易い。
お気軽にフォローください!
フォローする
前の記事へ
【静岡】大井川鉄道の木造駅、青部駅!
次の記事へ
【静岡】富士山と夜景!富士山ドラゴンタワーを散策!