平成29年2月14日
雲仙地獄。北海道の登別の地獄谷のを思い出させる煙の出方である。
温泉で茹でた卵。塩をかけて召し上がれ。
味は家で作るゆで卵と変わらない。しかし温泉地で食べる卵に意味があるのだ。・・・と書いてはみるが、正直どこで食べても卵は卵だ。塩を振りかけて食べれば美味しいはずである。
道の周りも黙々と煙が立っていた。タイミングが悪いと、前が見えなくなるほどの煙の量が出ていて、道を通る運転手は困った顔をしていた。
次は平成3年の雲仙普賢岳噴火によって被災した小学校の遺構を見学。ホースがデロンと溶けてしまっている。
窓もご覧の有様だ。
平成に起きた噴火によって新しくできた平成新山が普賢岳にくっつくように存在する。北海道には昭和新山がある。出来上がった元号に合わせている。似たような例だと、慶應義塾大学、明治大学、大正大学、昭和大学、帝京平成大学がパッと思い浮かんだ。
遊具。
自分が生まれる前にこの校舎は使われなくなっているが、下手したら自分の通っていた小学校の校舎の方が古いかも知れない。
家もご覧の通り、噴火によってこれほどまでに埋まっている。驚くのは、この家が火口から何kmも離れているという事である。
被災した家を保存しているドームがある。ドームの中に家があるというのはなかなか類を見ない。
傾いてしまった木製電柱。