令和元年10月6日、再訪:令和2年10月18日
10月に入り、山の上の方は段々色付いて綺麗だという情報を得、今住んでいる黒磯から一番近くて一番登りやすそうな茶臼岳に行ってみた。人生初の日本百名山への挑戦だ。一番上の駐車場は前日の夜中から車中泊込みでやってくる人が多いため、朝早くに行っても下の駐車場しか空いていないので注意、とも言われていたため、それなら車中泊して前日入りしようということで、5時に登山を開始しようと思ったが、あいにくの雨で9時出発に変更。入口で登山届けを提出しいざ。
登山道を登っていくといきなり普段見慣れない景色が姿を表す。岩肌だ。霧といい感じに調和している。
どんどこ登っていく。
もちろん緑も広がっている。雄大だ。大丸駐車場から峰の茶屋、姨ヶ平、茶臼岳、と回っていく。
稜線。上の方は確かに色づき始めている。
茶臼岳は活火山。明治10年代に噴火が起き、その時に焼かれ枯損木となった物体が炭化して数本残っているのが見受けられた。活火山なことを思わせる煙もくもく。地獄谷のような硫化物の匂い。
茶臼岳山頂付近は植物が自生していないため、下から見るとただの岩肌だ。そして煙も相まってなんだか噴火しているような写真が撮れた。
あらぁ。綺麗。
下の方に行くと、ひょうたん池という湖面に茶臼岳が写る絶景スポットがあるというので片道30分かけて下る。
木製の橋を進んでいく。今日はまだ人の入りも少なかったが、混雑期はこんな細い橋時では大渋滞必至だろう。
おぉ、確かに綺麗だ。小さな池のくせして波が少し経ってしまい、雲も多めなのが少し残念だが、それでも綺麗だ。
心が満たされたので植物を撮ってみよう。1枚目はエゾリンドウ。那須なのに蝦夷なのはなぜか、少し気になったが調べていない。ちなみに2枚目のやつもよく生えていたが名前すら分からない。
険しい顔のお地蔵さん。
裏手に回った頃には雲が減り、とっても綺麗な茶臼岳を拝められた。すごい。
そして雲海。綺麗すぎる。下界はどうやら曇りのようだ。
四国カルストみたいだ。茶臼岳は表と裏で火山岩の色と数がまるで違うため、当時噴火した際にどちら側が被害が大きかったか容易に想像することができる。
400mm望遠レンズの実力。
しかし山の天気は急変する。山頂を目指す頃には雨風が強くなり、しんどい感じに。雨が強くなりカメラは出せず、クソみたいな写真しかないのでこの先は割愛。
一気に下山後の写真。ロープウェイ。お気に入りの写真。望遠レンズ楽しい。山もいいもんですね。普段見ない景色を楽しめる。基本的は退廃的な場所に行くとして、たまには山も登ってみようかしら、そう思った1日であった。
〜ここから再訪〜
再訪というか、番外編となる。ここは茶臼岳の麓、大丸園地駐車場だ。ここへは前回の登山後に6回ほどはきており、4月末にも綺麗な天の川を背景に写真を撮ったが、10月の天の川も綺麗だったのでここに掲載しておこうと思う。
ご覧の通り、素晴らしすぎる天の川だ。家から30分ちょっと走るだけでこの景色が見られるなんて、自分はどれほど幸せ者なのだろう。