【宮城】鳴子の至高の温泉宿、高友旅館に宿泊!

令和7年1月12日

東鳴子温泉街にやって来た。ここには、前々から来たいと思っていたお宿があった。
そのお宿は、田中停留所のすぐ目の前にある。
数日前に雪が降ったが、ここ何日かは気温が高めで、雪が溶け始めていた。
そんな東鳴子温泉街の南部に、本日のお宿、高友旅館がある。
入口。
ごめんくださーい!
創業は大正時代に遡り、100年以上の歴史を誇る。
建物は横にも奥にも増築されて広がっており、自分が泊まるのは一番奥にある、昭和52年に建てられた52年館。
そこまでたどり着く間に見えた景色を紹介する。
食堂。本日は素泊まりなので、自炊棟での宿泊だ。
奥へとことこ。
中庭。
雪が溜まっている。
ふと右に目をやると、立入禁止区域が。この先にも大きめの建物があった。どんな様子なのだろうか。気になる。
こんな感じで物理的に封鎖している箇所もあった。
どんどこ奥へ。
こちらが52年館。3階建。
泊まったお部屋。
昭和の、このスケルトンなやつ、好き。
自炊湯なので、台所が部屋に備えられている。水道は出し始め30分は錆の色をしていたので、しばらくしてから使うと良いかも知れない。
冷蔵庫有り。風呂トイレは共用。
宿の平面図。めっちゃ広い。立入禁止区域は書かれていないので、実際にはもっと複雑。
電子レンジ、洗濯機有り。
風呂場は(恐らく)全6箇所。もみじ風呂は使用できなかった。
52年館の階段。
木造棟の方をてくてく。階段がいくつもあり、細長く入り組んだ廊下が続いているため、自分が今何処にいるのか、頭の中が半ば混乱するほどだ。
こういう複雑な構造も見られる。
このお部屋はしばらく使われていない様子だった。
カレンダーは、平成29年だった。
避難はしご。
今でもたまーに見かけるけど、冷静に考えて物凄い年代物。
注意書き、可愛い。
入り組んだ廊下。
ここを降りると…何処だ?ってなりながらてくてく。
2階から。手前の雪原部分、実は屋根。すごい積もっている。
可愛い。
そして、一番奥にあったのが家族風呂。普通に泊まっただけだと、まず間違いなく、ここまでは辿り着けないだろう。自分のような、館内全廊下を歩かないと気が済まない人間か、よっぽどの温泉好きの人しか見つけられないと思う。だって、1階にあるのに、一旦2階に登って一番奥の階段を降りていくという、摩訶不思議な経路を辿る必要があるからだ。
その先に、油臭が凄い珍しい泉質を楽しめる。
お次は、ひょうたん風呂に向かおう。
こちらは52年館から一番遠くにあり、泊まった部屋から、220歩も要するほどに離れている。
脱衣場。
そしてお風呂。
良いっすねぇ(*´꒳`*)
今日の宿泊者は、なんと自分だけだという。
つまり、この空間を一晩中独り占めできるというのだ。幸せすぎる。
そして夜。
人生について考える。
油臭を含んだ強烈な泉質。家に帰って頭を何回洗っても、5日間くらいにおいが取れなかった。
朝風呂。光の入りが美しい。
お湯は38度ほどなので、上がった瞬間から体が冷えてしまう。そういう方は、大本命の黒湯がおすすめだ。
にしても、良いっすねぇ(*´꒳`*)
誰にも邪魔されない独泉は最高だ。
こちらは婦人風呂。
油分が強いのがわかる。
唐突な自分。
そして、中央部にある黒湯へ。右が黒湯で、正面にも浴室があるが工事中で入れなかった。
脱衣場。
そしてご対面。おぉ!
その名のとおり、真っ黒だ!
お湯は39度ほどで、長湯が捗る。2時間くらい入っていた。
自分。
シャワーはあったがお湯が出なかったので、温泉で体を洗う。
これぞ温泉、って感じ!
朝。驚くことに、お湯の色が緑色〜褐色だった。
どうやら、頻繁にお湯の色が変わるのだという。面白い。
夕飯。
何処につながっているのか不明な廊下。
二階建てのようだ。
かつては客室として使われていたのだろう。
52年館。
階段。
お部屋に戻ってきた。
ゆーっくり温泉に浸かって、存分に人生に考えられるお宿だった。あの時間、間違いなく幸せであった。

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