平成30年8月24日
ここは明治期の浴室の姿をそのままに保っている旅館、たから湯。宿泊するには高すぎて手が届かないが、日帰り入浴であれば500円で入ることができ、しかも駅からは離れているため観光客のざわめきも遠く快適な場所だ。日帰り入浴の時間は早めに終わってしまうが、今回は特別に時間外での入浴をさせていただいた。
扉を開けるとどうだろう。まさに古い造りの浴室だ。上に脱衣場があり、階段を下ると木の香りが立ち込めるくつろぎの空間が広がる。
床は木張りで壁は石造り。おお、100年以上前の人もここで汗を流していたと思うと感動すら覚える。
無味無臭の泉質。
使ったあとは元どおりにしよう。
最高だ。こんなに心地よい空間を貸し切り状態で入れるのだ。この極上を知ってしまったら、観光地化されている温泉地の循環温泉は尿臭くて入っていられなくなる。
脱衣場。
壁にかかる効能表。山上家具店が現存するかは不明。
いい湯でした。
これだけ高級感のある場所ですよ。隣にはベンツが停まっていて、宿泊料を調べたら4万だとか。ひぇぇ〜