平成30年8月8日
炭鉱都市として栄えた夕張市は炭鉱の閉山から人口が減少し、国内で初の財政破綻をした夕張市。今まで3年連続3回の夕張訪問を果たしてきたが、今年もやってきた。4年連続4回目である。今まで様々な市内の地区を歩いてきたが、それでも見たいところが次々と現れてくる。今回は事前にグーグルマップで無人地域でありそうなところに目星をつけてやって来た。やってきたは良いが、ちょうど解体工事で近づくことはできなかった。そのため、望遠レンズを使ってのリポートとなる。
解体中の建物。中を覗いてみると・・・
こんな感じ。内装は全てはがし終わっているようだ。ここは集合住宅が幾つも建ち並んでいる地域であった。おそらく炭鉱労働者とその家族がここに住んでいたのであろう。
集合住宅外観。
少し高台にあるため、眼下に鹿の谷駅に到着した石勝線の姿があった。石勝線も廃線になることが決まっている。盲腸線としてここまで生き残れていたのは、かつての夕張の勢いが他地域に比べて強かったことが理由の一つとして挙げられる。
夏らしい景色が広がっていた。大学生のうちは4年連続で北海道、そして夕張にきたが、来年以降はそうあるだろうか。しばらくは夕張の姿を見ることは出来ないかもしれない。