令和5年5月20日


柳の木もまた街並みを彩ってくれている。

重伝建地区の端には、成田線が川を渡っていた。

商家なので、派手な装飾がされているわけではなく、昔の日本の、多く見かけられた街並みが楽しめる。昭和期の大戦中や高度経済成長期に、このような町は瞬く間に姿を消していき、今ではこのように保存地区として残されている場所でもない限り、地域一帯で昔の街並みが楽しめる箇所は少なくなってきている。

あやめ祭りのために、川岸の壁に生えた雑草をそぎ落とす作業が行われていた。

伊能忠敬の旧宅。


あぁ、萌える、堪らん。

城崎温泉街もそうであったが、柳の木、日本の街並みにめちゃくちゃ似合ってない?大好き。


川沿いの現役商店には、古いジュースの看板が。

「キリンビール」の正式名称、「麒麟麦酒」表記が普通に使われていた時代。「麦」の字は旧字体が使用されている。

この看板もなかなか年季が入っている。錆びてこの色になったのか元々このような色だったのかは気になるところだ。

今回は曇り空のコントラストがあまりない形式であったが、晴れの日に見る佐原の街並みもきっと綺麗なんだろうなぁ。

ザ・昭和な電光時計。

雰囲気出ている現役の呉服屋。

昔の酒造所だった家屋。郵便受けの赤色がアクセントになっている。

中を覗いてみる。いい雰囲気だ。

街角にある商店。これからもこの素晴らしい街並みが残り続け、世界中の人に愛される空間で在ってくれますように。