【ランエボ7GT-A整備記録】パワステオイル交換!

令和5年5月13日

走行距離が11万キロに近づいて、車齢は21年も超えた。中古であった令和元年から3年にかけて様々な修理や消耗品の交換を行ってきており、なんとなく壊れることかだいぶ少なくなってきており、朱里日は令和4年、5年とだいぶ少なくなってきている(とはいえ最近の車と比べたら維持費は数倍かかるけどね)。何も壊れていないかといえば、細かいことを言えば、深押しで全自動で窓が閉まったり空いたりする機能がついているのだが、助手席側の後部座席の窓ではそれが機能していないので長押しが必要だったり、助手席側から主導でかぎが開けられなくなっていたり、ウォッシャー駅の吹き出し口の角度がどうにもうまくいかず上に行きすぎたり、シートベルトランプが機能していなかったり燃料計がぶっ壊れていたり、アイドリングに近い状態でアクセルの扱いを間違えるとエンストしたり(なので人にあまり運転してもらいたくない)、とまぁ、普通に考えれば故障どころ満載なのだが、走行に支障をきたすようなところはばっちり対応してきた。今回は久しぶりの整備編への投稿で、パワステオイルの交換を行う。エア抜きが必要な全量交換は行わずに、少量ずつ交換していく手法を用いた。全量交換ではなく新旧のオイルを混ぜながらの交換になるため、交換効率は落ちてしまう。

今回用意したパワステオイルは三菱純正の「パワーステアリングフルード」。また、廃油処理のために処理パックを用意した。そのほかには1枚目の写真のように漏斗、廃油を仮で入れておくためのペットボトル、抜いた油量を把握するための計量カップ、灯油用のしゅぽしゅぽ、雑巾、ちぃっしゅ、ごみ袋を用意した。

パワステオイルはエンジンルームの左手前にある。

こちらだ。ほこりを軽く払って

ふたを開ける。ここにまず新油を100mlずつ入れる。

こちらが新油。

オイルをいれたあと、エンジンをかけてハンドルを左に全切りして3秒おいて次に右に全切りして3秒おいて、を2往復させる。そうすることでパワステオイルを混ぜ合わせる。その後、先ほど入れた分だけパワステオイルをしゅぽしゅぽを使って抜き取る。ほんとは500mlでもぶち込みたいのだが、オイルタンクの容量はそれほどないので100mlずつの交換とした。(おそらく150mlくらいずつはいける)

新旧油の比較。おそらく新車から20年以上好感していなかったオイルはどす黒い。

これを10回繰り替えす。

10回混ぜ合わせた後の廃油の色はこんな感じ。正直黒いままで、当初の廃油よりもやや薄くなったかな、という程度。パワステオイルの全量が1Lとして、100mlずつの交換だと1回につき90%ずつ薄まっていく(新油と入れ替わる)。それを10回繰り返すと計算上0.9の10乗で34パーセントにまで薄まっていることになる。つまり、3分の2は新油になっているわけだ。とはいえ、元がどす黒かったので、1Lだけでの交換ではまだまだ足りないようだ。時間を見てまた再挑戦したい。

終わったら廃油処理パックに油を・・・

どばーっとして、通常通り燃えるごみとして廃棄すれば完了。この作業で劇的にハンドリングが良くなるとかそういうものではないが、ちまちまとであるがオイル系も全交換を行い長く乗れるように今後も最善を尽くしていきたい(メーター交換して燃料計とシートベルトランプは早めにどうにかしたいな。メーターのストックはあるし(!))

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