令和3年8月14日
道南地域の東部の渡島半島。北海道駒ヶ岳が聳え立つ場所でもあり、その海側の麓に渡島(おしま)沼尻駅がある。国鉄時代は信号場であったが、民営化と同時に駅へと昇格した。また、その時期に駅舎が減築され、待合室はこじんまりとしている。
夜なのであたりの様子はよくわからないが、集会場と人家が2軒ほどあるのみで他には何もなく、暗闇が広がるのみだ。その中でのホームを照らす街灯は、この付近の一番明るい物体なのである。
なんだか幻想的にも思える、照らされた地面。
待合室。細長い。
駅ノートは折り鶴の隣に掛けられていた。今回の訪問から3ヶ月後に待合室に入れなくなったという。それはこの待合室が建替を控えているということか。なんにせよ、入れなくなる前に駅ノートが描けて良かった。