令和5年5月21日
京浜東北線、大森駅のすぐ近くにある地獄谷。温泉街にあるような地獄谷ではなく、飲み屋街がひしめき合う、「山王小路飲食店街」の愛称だ。飲食店街は周辺地よりも低い場所に位置し、飲食店街に行くには下り階段を下りる必要がある。
恥ずかしい話、関東を出るまで20年井所、2つ隣の川崎駅の近くに住んでいたのだが、大森にこのような飲食店街があるのは知らなかった。今はもうなくなってしまったが「ダイシン百貨店」を見に訪れることくらいしか、最近だと訪れたことはなかった。
飲食店街全貌。
「簡易料理店」の鑑札。
この雑多感が東京らしい。
これが地獄谷へと吸い込まれる階段。
確かに上から見ると、さながらアリジゴクのようだ。一度足を踏み入れたら上には戻ってこられない飲んだくれがたまる場所を「地獄谷」と呼ぶだなんて、考えたものだ。