平成29年9月14日
磐越西線と羽越本線の交差駅。新潟にあるこの地を一時間少々散歩した。
街にある建物は全体的に古めな印象を受けた。昭和50年代にタイムスリップしたかのような気持ちになる。こういったそそられる建物もいくつもあった。新潟などの日本海側の街というのは全体的に茶色い印象を受ける。それは降雪の際に、融雪剤を道にばらまくのだが、それがコンクリートを茶色に変色させてしまい、道全体が茶色になってしまうためだ。北海道にはそういった融雪剤が出るパイプが少ないように思える。何故か、と帯広に住む知人いきいてみたところ、融雪剤を撒くパイプを設置するための費用が、道が長大なため莫大になってしまうこと、また、除雪を仕事にしている人が多く、除雪作業がなくなってしまうと路頭に迷う人が続出してしまうとのことだった。
「鉄道の街」として、看板を駅標風にしたり、商店街の柱やアーケードを駅風に塗ったり看板を施したりと遊び心が見られた。
いい色をしている。就職活動の一環として、空のない街でインータンシップを何社も受け終わったところで今回の旅を始めた。その旅の一日目に新津駅に来たのだが、この眺めを見てようやく自分に夏休みが来たのだと実感することが出来た。