【千葉】廃隧道と草ヒロ。二入隧道を散策!

平成31年1月29日

千葉県君津市の二入(ふたいり)にはなかなか良いはい隧道があるという話を聞いてやって来た。

465号線「IDOMISE」の脇から伸びる一本道を進んでいく。お店は今日はやっているのか、やっていないのか、微妙なラインだ。

途中、右手に廃屋を見ながら進む。

膣突然舗装路が途切れる。この道をまっすぐ進めば良い。

廃道になったのは昭和何年のことかは明記されていないが、昭和40年半ばであると思われる。昔はここを車が通っていた。

しばらく歩いてたどり着いた。二入隧道だ。

距離はそれほど長くない。次の日に行った松子隧道の方が不気味だ。

後ろを振り返る。

先ほどの写真を背景に自撮りをしてみたい、と思ったのでパシャり☆

出口が近づいて来た・・・。左を見ると、穴が!!

中は2、3畳の天井の低い空間が。

隧道から抜け出てみてても、どこに道が続いているのかわからない。平成22年のブログによると、抜けた先を道なりに数十m進むと廃車があるというのだが、既に道があった痕跡は消され、たった数m先に何があるのかもわからない状況で廃車の捜索は困難を来した。

隧道を出たら右手になだらかな登り坂があるので、そちらを登っていただきたい。そうすると車を見つけられるはずだ。夏だといよいよ見つからないほどに草木が茂ってしまっていそうである。ブログで見た写真よりも車は竹藪に覆われてしまい、写真を撮るのも一苦労だ。この写真も、かなり上から車を撮っていることがお分かりになると思う。それだけ車の周りに足場が少なく、危なっかしい場所にあるということだ。

哀愁。

運転席周り。

シフトレバー

メーター。

勿論当時はパワーウィンドウなどなく、手動で窓を開閉していた。

カーエアコンとカーラジオは搭載されていたようだ。

車は2台見つけることができた。もう一台はトラックだ。

運転席を覆う鉄板はどのように朽ち果ててしまったのかは不明だが、運転席が野ざらしにされていた。
40年以上前に車が通っていたこの道は、もはや道としての体を成していない。もう人間は来ないでくれ、と車が言っている気がした。
朽ち果てたものは好きだ。が、自分の車がこうなるのは、絶対に嫌だ。多分この車達も、本望で此処に居ない。

辿った道を引き返し、バス停までやって来た。停留所の脇に気になる建物が。

ん?温泉か?!

いや、違うな・・・。

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