令和2年9月5日
最近1人で温泉に入っていなかったので、ドライブがてら塩原温泉のむじなの湯という小さな共同浴場にやってきた。
駐車場わないため近くのくぼみに車をとめて、看板の案内にそって細い階段を降りていくと、目当ての温泉に辿り着く。
入浴料は300円。入口の箱に自分でお金を入れてはいるスタイルだ。
男女別になっており、引き戸を開くと3人もいれば満杯になってしまうような小さな脱衣場がある。
そして脱衣場の奥の扉を分けると温泉を目の当たりにすることができる。
お湯はかなり熱めで、44度はありそうだ。一応温度を和らげるための蛇口が設置されているため、そちらをひねって加水することは可能だ。しかし、船底から淡々と源泉が湧きでてくるため、熱さに耐性がない限りは長居はできない。温泉白濁色で、硫黄臭と若干の鉄の味がした。
まぁ、温泉に入ってしまえば泉質なんて正直どうでもいい。どんなお湯であったとしたって、入ってしまえば溶ける、ただそれだけである。ああ〜、すばらしい。壁の向こうは女性用の浴室であるが、物音は何も聞こえなかったため、この時間帯は建物内にいる人間はただ自分一人だけであった。