【三重】伊賀の有形文化財のお宿、薫楽荘に宿泊!

令和6年9月15日

忍者で有名な伊賀の町に、前々から泊まりたいと思っていたお宿がある。伊賀鉄道茅町(かやまち)駅から徒歩5分ほどの所にある薫楽荘(くんらくそう)だ。町にはかつて、何軒も旅館があったというが、現在は薫楽荘だけだという。写真に写っているのは、かつて営業していた、いとう旅館。有形文化財に指定されている。
そしてこちらが薫楽荘。
夜に光る看板。看板の手前には、丸太を輪切り?にしてくり抜いたものが壁面に飾りとして付けられている。お洒落だ。こちらの建物も有形文化財だ。
かつてはこの辺り花街だったそうで、法改正がされる昭和33年までは芳真楼の名で営業をしていた。33年から、旅館になっている。
格子戸もお洒落。
お邪魔します。
19:30の到着であったが、非常に元気な女将さんが出迎えてくれた。2階のお部屋を案内していただく。
2階には、素敵な寛ぎスペース。21時の消灯後の写真なので、廊下は暗い。また朝撮ろう。
こちらがお部屋。女将さんにお薦め頂いた近くにあるレストランいとうでご飯を食することとし、上野市や茅町付近のお勧め箇所のご紹介もいただいた。宿泊客とお話しするのが大好きらしく、宿の歴史も含めて丁寧にお教えくださった。最近、自分が写真集(マール社「ノスタルジック写真集」)を出した、と紹介すると気に入ってくださったようで、なんと、早速近くの本屋さんに取り寄せをしていただいた。一人旅研究会という名前で活動しています、名刺を渡したら、良い名前ですね、褒めていただいた(*´꒳`*)
薫楽荘が載っている本(自分とXで繋がっている方でビビった)や町並みの本など、凄く嬉しそうに話されていた。これだけ長く、旅人を惹きつけている宿なのは、建物の美しさだけでなく、女将さんの人柄もあるんだろうな、と強く思った。そして、委託販売という形で、これまたXで相互フォローのかたの同人誌が置いてあって笑った。全く知らない初めて訪れた地なのに、ここまでに親近感を覚えるお宿、中々ない。他には徳島の勇楼旅館でも、知ってるフォロワーさんの名前がぼんぼん出てきて驚いた事がある。
お部屋には、書。同じ方が書かれているらしい。達筆すぎて自分にはわけわかめ。
2階の間取り。今回宿泊したの竹の間。竹の間を囲って回廊のようになっている造りだが、今は行けないようになっていた。
一階の浴室。
朝。おはようございます。
良いっすねぇ(*´꒳`*)
優雅すぎる朝。このお部屋に泊まれて素泊まり5,000円なのが驚きだ。
下地窓。
廊下。朝日が綺麗。
こういう廊下、好き。
有形文化財の廊下たる雰囲気。
お洒落な装飾。
お庭。庭師も減ってきて、頼むのが大変になってきたという。
2階の休けい休憩スペース。
素泊まりであるが、一階にある食事部屋をご紹介いただいた。畳はい草ではなく黒い和紙を使っているという。
床の間。広い。
引手は陶器製になっている。地元の伊賀焼だという。
出立前の寂しい時間。
別れが名残惜しい。
一人旅は言わば、色んな場所との出会いと別れを繰り返すだけの行為。
記念撮影。超逆光。
ありがとうございました!
玄関。陶器製のタイルが映える。
文化財であることを表す銘板。
とても良いお宿だった(*´꒳`*)また来たいな!
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