令和3年8月14日
北海道の南部に位置する八雲(やくも)町。市街地からかなり離れた山奥に、今回目指すワイルドな野湯がある。駐車場までは道が整備されており、多少見通しが悪くはあるが、「野湯」から連想される酷道ではないので安心だ。しかし、ここは北海道の山奥、ヒグマが生息しているので、そちらの対策はするのが賢明だ。
駐車場から2分ほど歩くと、温泉を示す看板があるので、その通りに階段を降りる。
すると、眼下に新し目の脱衣場と、さらに奥に岩場に囲まれた温泉が見えてくる。
脱衣馬を下から眺めた様子。
温泉の周りはご覧のような素晴らしすぎる景色が広がっている。なんの心配もせずに思う存分はしゃぎたくなるが、熊がいること、そして岩から足を滑らせば命の保証がないことは、頭に入れられる知能が必要だ。
脱衣馬で脱ごうが、どこで脱ごうが正直関係はない。混浴であるが故、女性がいたら大変気まずいので、温泉から上がってささっと服を着るには、脱衣場よりもさらに温泉寄りで服を脱ぐのが賢明であろう。
そして温泉!!!源泉は熱すぎるが、端の方は42、3度ほどまでには冷めてくれている。
なんだこの景色は!!美しすぎないか・・・。
お湯は3分に1度ほど、思い出したかのようにどばーっと注がれ、その他の時間はちょろちょろ、っと流れる。間欠泉かとも思ったが、どうやらポンプの関係上らしい。ちなみに、階段を降りる手前に源泉が噴き出ており、そちらは常時定量流れているので、間欠泉ではないことが分かる。
あぁ・・・最高すぎる・・・。
動画も頑張って作ったので見てね!