令和2年12月13日
那須町にある那須湯本温泉からさらに上に上がっていくと、一件だけぽつんんと佇む温泉がある。それが今回の北温泉だ。近くの駐車場から400mほど歩いたところに温泉旅館は存在する。駐車場から温泉までの間には、綺麗な景色を望めた。
水色の雲。
見えているのはお隣福島県の白河市と西郷村だ。
雨風に侵食され、朽ちてしまったコンクリート柵。
てくてく降っていくと、北温泉とご対面だ。
さぁ、入ってみよう・・・。
ちなみに入口前にはこんなに大きな、滑り台付きのプールがある。しかし、これはプールではない。温泉なのだ。驚きだ。超豊富な湯量を誇る証なのだ。
ほほう。
受付。撮影許可を」もらう。此の時点で雰囲気がすごい。
下駄箱も、いい雰囲気だ。ストーブが暖かい。
なんだか昭和な空間だ。
まずは露天風呂に向ってみよう。
薄暗い廊下を進む。突き当たりが脱衣婆だ。とその前にお手洗いを済ませておこう。
御手洗内部。大変な昭和臭である。
すばらしい雰囲気だ。
令和の時代になっても、この雰囲気を保っているのは並大抵ならぬ維持管理が必要とされるであろう。ましてや雪の降る地域である。
露天風呂。誰もいない。素晴らしい。
幸せーっ!!
ちなみに人工的な滝を湯船から望める。
湯量豊富である証拠。
次に温泉へ向かう。これらの廊下が全て同じ建物の中に存在すると言うことにロマンを感じる。
先へと進み、
脱衣場で服を脱ぎ、
いよいよ次の温泉とご対面・・・
おぉぉ〜これが噂の天狗の湯。秘湯感がたまらない。
最高な雰囲気。若干の鉄味を感じるが、湯本温泉街で嗅ぐような硫黄化物臭はほとんどしない。癖がなく飲みやすい船室だ。
こうやって浸かるとね、なんだか全てが許された気がするのですよ。