令和3年9月24日
昭和60年に列車が来なくなった渚滑(しょこつ)線にあった北見滝ノ上駅。滝ノ上駅周辺はそれなりに街になっており、駅前も整備がされ、どう考えても駅前の形相を成している。ちなみに、同じく道内に「滝ノ上駅」が存在するため、こちらは駅名に「北見」を冠している。
駅舎内にはさまざまなものが展示されていた。
廃線当時に行われていた行事がそのまま残されている。「’84」の文字に、時の流れを感じさせられる。今では多くの駅が無人化され、このような案内は見かけなくなった。
いい具合に錆びついた駅名標。
「信号てこ」の上にあった滑車。
駅裏にあった工場。光と影と錆のコントラストがお気に入り。
夕暮れ時だった。
優しい光が街を照らしていた。