平成30年6月16日
飯田橋にある東京理科大学。キャンパスに併設される形で「近代科学資料館」が建つ。歩いていて偶然見つけたもので、中に何があるのか前提知識0で入ったのだが、これが当たりだった。
入り口で撮影許可証を記入して入館。計算機やゲーム機、音楽機器の歴代の機器がずらりと展示されてあった。入口から見えたこの景色に「あ、ここ好きだ」と直感で感じさせてくれた。昔、地元に東芝科学館(現在は川崎前に場所を移し、東芝未来科学館として開館中)で昔の家電製品を見るのが大好きで毎週通っていたほどの人間であるから、もう食い入るように計算機などを見学した。
これだけ充実していて入館料は無料なのだから凄い。
この辺は電気のいらない計算機だろうか。本体から取手が飛び出しており、これをクルクルしながら計算をしたのだろう。
実は東京理科大学、自分が受験生時代に受験しており(工学部経営工学科、理工学部経営工学科、経営学部経営学科)、入学金を30万円*2=60万円を振り込んでいるのだ。結局は違う大学に進学してしまったが、60万円を親に払わせてしまっているので、ことあるごとに「お前は理科大に60万献上させたんだぞ、理科大でなんとか60万円分使ってこい」と親から言われていた。そこまで言われてはしょうがない。お手洗いでレバーを10万回ぐらいひねって水道代を稼ぐしかない。・・・結局2回しかひねらんかった。10円分くらい?
しかしここは無料で古い計算機の体験もできるのだ。これは10万円分くらいの体験ができたかな!!
かっこいいぞ!
何がどうなって動くのかは分からないが、メカニックでかっこいい。
これは積分をする装置だそう。もはや何が何だか分からない。
真空管コンピュータ。昔はこんなに大きなコンピューターを使ってずっと昔の携帯電話よりも性能は劣っていたんだもんなぁ。技術の進歩って凄い。
電子計算機もずらり。どの世代の方が行っても、「あった、あったこんなの!」となること必至なので、興味があれば是非足を運んでもらいたい。他にもモールス信号の体験なども可能だ。全体として、60万円分の価値はあった。取り返したぞ!親が払ってくれた60万円!!!