【徳島】三次にある美しい木造旅館、勇楼旅館に宿泊!

令和6年8月23日

刻みたばこの生産で栄えた三好市辻の町並みには、今でも多くの文化財クラスの建物が並んでおり、その中心部に今回宿泊した勇楼旅館がある。
旅館前の町並み。
趣のある建物が並ぶ。宿の前には、文化財に指定された元四国銀行の建物があり、かつては呉服屋や映画館などもあったと言う。映画館勇楼旅館手前の駐車場に建っていたため、昔は旅館の全景を表通りから伺うことは出来なかったらしい。
勇楼旅館の建物は、かつては刻みたばこで財を成した一家の建物で、明治30年頃の建築だという。築125年ということだ。それを昭和10,11年頃に旅館として買い取り、2,3年かけて改装等を行い、昭和13年から旅館として営業している。
本日のお部屋は、入口から見て左手前のお部屋。
奥には洗面所。
非常に頑丈な造りをしている。
洗面器は、恐らく後付けされたものだろう。大正浪漫な窓のデザインと、はめ込まれた鏡が美しい。
今晩、自分以外の宿泊者は2組。
二階へ登る階段は、本館別館それぞれに一つずつある。
吸い込まれちゃうねぇ。
女将さんに案内していただきつつ、二階へ登った。
2階から。
格式の高そうなお部屋だ。元々は主人の部屋だったのだろうか?
床の間から放たれる雰囲気の威厳さ。
細かいところにも何段もかんな掛けされたり、大きな一枚板が使われていたり、相当豪華な造りだ。
コウモリの模様があしらわれていた。珍しい。
一旦下に降り、別棟の方へ向かう。
おぉ!でけぇ!大広間ではかつて、結婚式や法事の場で使われたそうで、昭和54、5年に拡張して舞台が設けられたそう。
格子天井から垂れ下がる照明の上側にも装飾がされている。
よく見ると、換気口がある。
一階へ戻る。チラ見えが良いね!
吸い込まれる。
お風呂に入った。
夜、静まったお宿をてくてく。
2階からの夜の眺め。
かつては目の前に映画館があった。
そして朝。
顔を洗い、出立の準備をする。
おかみさんに別れを告げ、本日の旅程を開始した。とっても良いお宿だった!ちなみに女将さん、宿泊された方のXをご覧なっているようで、よーく見聞きしているフォロワーさんの名前が会話の中でぽんこぽんこ出て来て面白かった!
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