令和3年9月5日

幾春別。全国の炭鉱ファンにとっては聞き馴染みのある地名だろう。そして、なんともおしゃれな文字面でもある。アイヌ語で「彼方の川」という意味らしく「幾年もの春の川」と偶然にも意味が同じように見える。


ここには北炭の巻上機等が残されており、かなり近くによって見学することができる。

隣には建物が2棟残っている。


内部はこんな感じ。

内側から見る巻上機がかっこいい。

驚きなのが、公式的にこの建物内部に入ることが認められており、中の構造を細部まで見ることが可能だ。恐らくどこかのタイミングで東海の危険により立入禁止となるのだろうが・・・。


廃と緑。

近くには封鎖されているが抗口が残されている。硫黄成分が含まれた冷泉が湧いているらしく、付近は温泉街の匂いを漂わせていた。加温すればいい入浴施設ができそうである。