令和3年9月23日
士幌線。ここには北海道、いや日本全国で一番有名であるとも言える昔使われていた橋梁跡がある、タウシュベツ橋梁だ。そのほど近くに、幌加駅跡がある。
ちょっと大袈裟に加工してみたが、だんだんと秋めいている。
実際は、この写真のようにまだまだ緑色だけどね。
ホーム跡。現在、駅跡周辺には1軒も見当たらないが、最盛期の昭和30年代には付近に350もの人が住む集落であったのだ。
綺麗に復元された駅名標。
あたりの雑草は綺麗に刈り取られ、かなりいい状態の芝が一面に広がっている。
廃線となってから30年以上が経つ。それでもこうやって、綺麗に保たれている。それはひとえに、管理されている人がいるからだ。人の手が入らなければ、廃駅なんて数十年もすれば面影なんてほとんどなくなってしまう。
ギリギリ夏のようにも見える、少し肌寒くなった北海道である。