令和2年4月20日
新月が近い夜。天気預保を見ると栃木県北部は快晴らしい。明日は在宅勤務なので朝帰りでもさほど影響はないし、撮りに行こう、と車に乗り込んだ。平日の夜なので、走り屋の姿はなくゆっくりと登ってこられた。こんな外観の車に乗っているが、早く走ることは目的にしていないのだ、後ろからやってきても速攻で譲るようにしている。
4月の天の川は3月よりもやや上に立つが、時間としては日が変わる頃まで待たないと姿を現してくれない。21時とかに早く行き過ぎても天の川を拝められないので、自動的に車中泊コースとなる。
今回は全天球カメラを使っての撮影も試みた。1/2.3型の小さいセンサーであるが、最大のiso1600、露光時間も最大の30秒、f値2で撮影をすれば、画質こそ悪いものの、天の川をしっかりと捉えることができた。全天球カメラ得意の広い画角で車とのツーショットを撮れるのは惹かれる。圧倒的な世界が撮影できる。二世代前の全天球カメラを持っているが、センサが大きくなり常用isoも広がった現行機種が欲しくなる撮影会であった。
朝。撮影中、何組か来たり帰ったりしたが、夜を越したのは自分一人のみであった。
展望台からは雲の下に街が見え、壮大な山が見えた。