令和元年11月24日
栃木県を縦断する国道4号線。県内位北部に位置する大田原市内に今回お目当のレトロ自販機屋がある。以前仕事中に4号線を通った際、たまたまここを見つけて気になっていたのである。日曜日に予防接種を受けられる病院が自宅から少し離れていたので、病院に寄った帰りにちょろっと今回寄ってみよう、となったのだ。
最近はレトロ自販機屋の前にこんな登りが立つようになったのか、最近はこういったジャンルのお店も話題になってきているようだ。
店内はこんな感じ。まるで令和の時代にいるとは思えない感じだ。正直綺麗ではないし、カップラーメンにお湯を入れて待っているとハエが数匹寄って来るような、潔癖症には辛い環境である。
レトロ自販機自体は少なく、レア度もそれほど高くないカップ麺やお菓子が入っている自販機だ。ハンバーガーやうどん・そば等はない。
自販機の種類は確かに少ないが、スロットが併設されているのがこのお店の特徴だ。
そして旧型の扇風機が設置されているのも加点ポイントだ。
くぅ〜ひとっ走りした後にこの空間で食べるカップ麺とコーラは堪らんわぁ〜o(*>ω<*)oノートが置かれていたので一人旅研究会のイラストと暑いメッセージを残しておいた。
隣には営業していないドライブインがあった。こことの関係性は不明だが、昔は4号線のドライバーたちの憩いの空間になっていたのであろう。
いつまでこのお店が続くのか。現在は70歳ごろの大阪のおばちゃんのような様相の方が切り盛りしており、フレンドリーで若い人たちの考えに共感をしてくださるいい方であった。自分が生きているうちは続けたいけど、体をこわしたらねぇ〜、でも若い人たちにとってここは珍しい場所でもあるし、できるだけ長くやっていくつもりよ、と仰っておられた。
お手洗いは外。なかなかの状態だったが、何もかもが綺麗すぎる最近のお店が街中の全てを占めてしまっては、味気がなくなってしまうのだ。こういった雰囲気のお店も、残り続けて欲しいものなのだ。