令和3年6月5
車が車検で手元になかった。それなのに外は晴天だった。家に引きこもっているのは勿体無いんで、自転車で田舎を走ってみようと思った。でも、自宅は札幌なので、田舎まで行くには多少距離がある。なので、持っている自転車が折り畳み自転車であるという利点を活かし、電車内にて自転車を持ち込んで運ぶ、輪行を試みた。人生初の挑戦だ。
安い折り畳み自転車である故、自転車の重量は16kg以上とかなり重い。自転車用のカバンがはち切れてしまうのではないかと心配になってしまう。次回は自転車のカゴを外して少しでも軽量化を図ろうと思う。さて、札幌市の東部に住む自分は、平和駅から一度札幌駅で乗り換えをし、札沼線へと乗り込んだ。札沼線は数年前に北海道医療大学駅以北を廃線とし、ほぼ都会のみを走る路線に生まれ変わったが、末端部分はそれでも和やかな景色が広がっていて、今回はその末端付近の石狩当別付近を散策することにした。石狩当別を選んだのは、ちょうど田植えの時期であり、水を張った田んぼに反射する空を撮りたかったため、田んぼが沢山あるような場所であるためだ。
とっても晴れていて良い気分だ。
夏を感じる。
電柱と空。
最高にノスタスジー。しかし、風が強く田んぼの水面が荒れていてうまく空の反射を見ることができない。風の影響の少ない山側へ移動することにした。
木々に囲まれた心地よい神社。
影。
丘を登る。
止まれの標識の先は田んぼ。
最高のチャリ旅。
そして待ち望んだ田んぼのリフレクション。
ちっちゃい自転車なのに、張り切って30kmも走ってしまった。
札沼線。
22度ほどの心地よい気温だったのでそれほど汗ばむことはなかったが、それでも体が風呂を求めていたので、石狩当別駅前の銭湯へ寄った。
とても良い景色を見られて良い1日だった。
このままどっか知らないところへ連れて行って欲しい、と思える車窓とともに、土曜日を終えた。