【宮崎】日本三大秘境の椎葉村、民宿上村に宿泊!

平成30年8月26日

国道なのに離合ができない箇所もあるという酷道みたいな道を20km以上走らされたがようやくの思いで本日の宿に到着。民宿上村。昨日はえびの市の吉田温泉鹿の湯で夜を越し、そのまま椎葉村に行くだけなら距離は大したことないのだが、JR最南端の駅、西大山駅に行きたかったため、まず120kmほど南下してから200kmv字北上を果たしてやってきた。古民家を管理しているおじさんや鹿の湯のご主人にも「面白いルートで日本一周するね」と言われた。そりゃ突っ込まれてもおかしくないルートだ。でも、それでいいのだ。少しくらい頭の悪いプランの方が「一人旅」って感じがするものだ。

おっと、写真と全く関係のない話をしてしまっていた。上の画像たちは古民家に置いてある物だ。テレビなどはさすがに現在使うことはできないが、とてつもなく良い雰囲気を作り出してくれている。ダイヤルを回して発電してから通信をする電話機なんかも置いてある。

い、囲炉裏もあるよ。しかも使っていいとのこと。前回来た夫婦はここで焼肉をしたらしい。なんとロマンティックな。羨ましい。

テレビ。一泊3000円、割引券を使えば2000円で泊まれる。信じられない。日本三大秘境と言われているだけあってアクセスはしにくいけどね。

古民家を出ると作業場。水は川から引っ張ってきているそう。

30秒ほど歩くとお風呂小屋が。薪で沸かした五右衛門風呂だ。木の板を下に沈めて湯船に浸かる。あぁ〜最高。こんなにいい空間を今夜は独り占めできる。こんなに幸せなことはない。窓を開けると光に誘われて虫が入ってきてしまうが、星空も眺められる。今僕は幸せの真ん中にいるよ。

風呂上がりにお茶を一杯。ずず〜っ。聞こえる音は自分がお茶をすする音だけだ。周りに何もいやあしない。それを恐怖と感じるか、誰にも邪魔されない場所にいるという優越感を感じるか、周りの誰がどう思っているかなんてどうでもいい、とにかく自分は今幸せだ。

お手洗いも、台所も完備されているため、長期宿泊も可能みたいだ。一人も楽しいが、囲炉裏を囲むように布団を敷いて仲間とワイワイするのも楽しそうだ。布団に入って団欒がしたいから、友人と旅行に行くときはなるべく和室を選択する。幾つになってもそれが好きだ。むしろ嫌いな人なんていないでしょう?

縁側。朝になると宿主さんが椎葉の中心地から車を30分走らせてやってきて、縁側に布団を干してくれた。今日は別府まで行く。日本一周中はほとんど車中泊なのだが、ディープであったり雰囲気が良い場所で途中途中宿泊し、計5カ所は車中泊ではないのだが、昨日今日明日と、良い宿が点在していて三日連続でお金を払って寝ることになっている。昨日は退廃温泉宿、今日は秘境古民家、明日はどんな宿だろう、楽しみだ。

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