【福岡】もはや廃商店街、到津市場を散策!

令和4年3月21日

九州温泉巡りの最終日にやってきた。北九州市にある、 営業しているお店があるのか不明であることに疲れてしまっている到津(いとうづ)市場を訪れた。
訪問時間が午前6時と早すぎたため、そもそもお店は空いていない。しかし、一部電気は点けられており、今でも使われている市場であることが伺える。
ほとんどすべてがシャッターで何が何だかわからないが、かろうじてお弁当の文字が入るのぼり旗おかげで、国が商店街であると言うことがわかる。
この写真、めちゃくちゃお気に入り。
いつかこの空間の存在自体が歴史の一部になった時のために、少しでも記録を残しておきたい、というのが一人旅研究会の目的でもある。
こちらの市場も筑豊市場と同様に「丁」字型に市場が形成されている。
窓枠のデザインといい、消防施設の色あせ具合といい、古びた自転車といい…最高だ。
どんなに洗練されたおしゃれなスポットがあったとしても、ここを超える感動を、自分に与えてくれる事はないだろう。
市場の外側に回ってみる。
するとどうだ、ほとんどが空き家であることがわかる。 中にはご覧のように、家の中が露出してしまっている家屋もあった。
いつ無くなってもおかしくはない。 こういう空間が存在する最後の時代が、令和なのかもしれない。
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