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令和6年8月27日、初商業誌「一人旅研究会 ノスタルジック写真集」がマール社から刊行されました!
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【岐阜】飛騨金山の昭和レトロな廃銭湯を散策!
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令和3年11月20日、再訪:令和5年4月30日
そして、この街には昭和63年に閉鎖された公衆浴場が無料開放されている。廃先頭に合法的に入れるという訳だ。ここに来るために、北海道から岐阜へ旅行に来たと言っても過言ではない。
見学できるのは男性風呂のみ。扉を開けると右側にロッカー、左手前に番台。
入浴料は昭和57年に改正されて百円。今から考えるとかなり安い。別府とかだと1〜200円で入れるが、関東だと4〜500円はする。
これは下駄入れではない。服を入れておく大きなロッカーだ。やべぇ、好きすぎる。
大阪、伊丹へは近鉄。
昭和63年、営業最終日の記念写真が飾られていた。
こちらは浴室。脱衣場にあったロッカーの数とは裏腹、8人も入れば満杯になるような大きさ。蛇口は多くても4つほど、深めの浴槽は快適入浴人数は4人と言ったところか。街全体がお湯に浸かっているような、極上空間であった。もっと散策したい、たとえ北海道からでも。そう思える街であった。
~ここから再訪~
筋骨巡りをもう一回しに、飛騨金山にやって来た。
廃銭湯の脇の個人宅から伸びる細い路地。
さて、中に入ろう。
うむ、前回と何も変わらない、ハイレベルな空間だ。
前回とかやったのは、こちらが持っているカメラが変わったこと。ホームページに上げる画質だと差が分からないかもだが、ハイライトから見る質感の違いがわかる。
チリ箱。
魚眼レンズで。
石鹸。
湯上がりにほてった体をここで冷ましていたのだろう。
ここで服を脱ぐ者は、誰もいない。
焦点を手前と奥とで。
うむ、やはりいい空間だ。
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