【三重】緑に浮かぶ動物園跡、高尾遊園地跡を散策!

令和5年2月24日

あの人もこの人もその人も行っていて気になっていた動物園跡にやってきた。写真では何度も見ていたものの、そこがどこだか分かるまでに2年を要した。こういう場所は、写真を見ただけでは何処なのか分からないことが多く、いきたくても行けない事が多い。
名は、高尾遊園地。三重県熊野市の山中にある。
川を渡る。昔はニジマス釣りや天然プールもあった。
天然プール前の更衣室だかシャワー室だか。
最初に辿り着くのはこの空間。
廃車が2台。
一台は屋根が朽ち落ちてオープンカーになっていた。
椅子には藻が。2月でこれだから、夏は緑緑していることだろう。
便所。
鳥居。こちらをくぐって先に進むと。
恐らくニジマス釣りだったであろう場所に。この先に進んでも、特段残留物はないので、廃車があったところに戻り、反対側に進む。
すると、…
動物が展示されていた区画が姿を現す。権ちゃん。権太郎、今、何処にいますか?
一番見たかったのはこの先、遊具ゾーン。
ぐるぐるする奴と揺籠式のブランコ。この組合せが見たかった。2月の訪問なので緑は期待していなかったのだが、だいぶ緑の主張が激しくていい写真が撮れた。
今住んでいる北海道はGWですら緑が殆どなく、6月になってようやく、本州でいう春先(3月頃)の景色になる。北海道にいると、緑に触れ合える期間が少なくて、本州出身の自分にとってはかなりキツい。
にしても、美しい…。何が美しいかは説明不要(語彙力の放棄)。
ぐるぐるする奴。
良いっすねぇ。最近だと、夕張市南部若美町の廃公園でも見かけた。
ぶら下がってぐるぐるする奴。安全面から、最近の公園ではめっきり見かけない。
椅子が外されたブランコ。
もう滑れない滑り台。
ベンチが仲良く向き合っていた。
しかし、朽ち果てるのも時間の問題だ。
展示籠。
中には何もいない。
何が展示されていたのだろう。
動物園の、あの糞尿の匂いはとうの昔に消え去っている。
近くには、廃隧道があった。
じゅるり…。いい思い出になった。
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