【岐阜】恵那峡ロープウェイ跡を散策!

令和5年4月30日

5年ほど前から気になっていた恵那峡ロープウェイ跡地。かつて存在した恵那峡ランド(現在は恵那峡ワンダーランドとして営業中)に向かう事が出来たが、恵那峡ランドが平成12年に閉業したタイミングで、こちらのロープウェイの運行も止まってしまった。元々はこの辺りから恵那峡駅に向かうことができたのだが、
ご覧の通り、駐車場整備によって駅跡に行くには急坂を登らなければいけなくなった。実際、こちらから行くのは容易なのであるが、この日は連休中であり、駐車場の警備員が配置されており、この斜面を登るのは気が引けたことから、裏ルートから回ることにした。南側に、観光対象となっている傘岩があるが、その先に鉄塔が立っており、
そこから藪漕ぎをすれば辿り着ける。恐らく木曽路物産の脇から入ればより楽に行けるのだろうが、私有地なので通行はよしたほうが良いだろう。(地図はGoogleマップより)

藪漕ぎする事150m。入口が見えてきた。5月だったからまだ良いが、緑が盛る7月〜9月は、このルートはかなり厳しいと思う。
すると、画面の向こうではお馴染みだったが、長らく現実に現れてくれていなかった球体のロープウェイが姿を現した。
良い…。
昭和43年に開業し、付近に橋が出来るまで、地元住民の足にもなっていた。
定員は35人。最盛期の昭和60年頃には、15分毎に運行されていた。
対岸には、現役の恵那峡ワンダーランド。あそこへ行くことは、きっともうないだろう。
もう一つのゴンドラは、対岸にある。
対岸へ向かう空間は、木々で覆われていた。
もう、ロープウェイに乗る客は誰も訪れない。
静かに朽ち行くのを、待っているだけだ。
改札口。
料金表。
便所。怖い。
園内図。
前身の恵那峡ランドのシール。さらば球体よ。良いものを見せてもらった。
お気軽にフォローください!
>電子書籍販売中!

電子書籍販売中!

一人旅研究会管理人がこれまでに行ってきた日本国内のいい場所を街歩き・秘境駅・温泉の3編に分けて電子書籍にて紹介しています!
また、大学4年、学生最後の夏休みに敢行した日本一周編、ジオラマ制作をまとめたジオラマ編も好評発売中!

〜日本全国ノスタルジック散歩シリーズ〜
・散歩編
・秘境駅編
・日本一周編
・ジオラマ編
・温泉編

CTR IMG